会社のコーポレートサイトを作る際に、いちからコーポレートサイトを構築するのではなく、世界中で人気のCMSであるWordPressを利用して制作するケースも多くなってきました。WordPressを利用することで、サイトが納品されたあとでもクライアント自身の手でサイトを更新することができることが大きなメリットです。
税理士法人や会計事務所こそWordPressを利用したい理由
税理士法人や会計事務所のように少人数のチームで多忙な日々を運営しているケースだと、更新するたびに制作会社と打ち合わせや連絡する手間をとることができないことがほとんどです。また決算期対応や年末対応などで新規顧客への対応が遅れがちになる時期などは、ちょっとしたお知らせをホームページに掲載しておくことで見込み客の離脱を防ぐことができますので、CMSを利用して自らの手で更新できるようにするのは至上命題です。
制作会社に依頼するか?有料テーマを利用するか?
また、最安でも20万円~相場では100万円はかかってしまう制作会社に依頼をするのではなく、自分でWordPressの無料テーマや有料テーマを利用して自分でインストールすることで、ほとんどコストを掛けずにホームページを立ち上げる方もいらっしゃいます。
ただし、素人感があふれるサイトだったり、いかにも「ブログ」のような見た目のサイトでは、税理士法人に必要な信頼感を作ることができません。そのため税理士法人や税理士がホームページに使うのであれば、企業向けのWordPressテンプレートを利用すべきだと考えます。無料のものもありますが、日本語対応やサポートの面を考えると有料のテーマを利用することをおすすめします。
今回は、そんな税理士法人や会計事務所の立ち上げ期に活用したい1~3万円以下で購入することができる信頼感のあるWordPressテーマを紹介したいと思います。
税理士・会計士におすすめのWordPressテーマ10選
1. 税理士・公認会計士・会計事務所向けWordPressテーマ
大宮でコワーキングスペースを営むコミュニティコムという会社が制作しているWordPressテーマです。最新のWordPress5.0のGutenbergにも対応しており、これからサイトを作るという場合には最新機能に一通り対応しているので安心感があります。
価格は27,000円と少し根が張りますが、税理士法人や会計事務所にも利用できる質感のため、買って損はしないテーマだと思います。
価格 | 27,000円 |
購入サイト | https://www.communitycom.jp/shop/product/cmctheme-expert-kaikei/ |
2. コーポレートサイトに必要なスタンダード「BizVector」
ひととおりの企業サイトに必要な機能がそろったBizVectorというテーマもおすすめです。かつてはPro版があり有料で売られていたのですが、現在はアップデートが終了した代わりに無料で配布されています。お金はかけられないけれど、すばやく見た目の良いサイトを立ち上げたいという場合におすすめです。
BizVectorの制作実績にも税理士法人での利用事例などが掲載されていますので、どんな雰囲気になるかを確認することができます。
価格 | 現在は無料 |
購入サイト | https://bizvektor.com/v_works/nomurakaikei/ |
3. コーポレートサイトに必要なスタンダード「Lightning」
BizVectorを開発していた株式会社ベクトルが、後継のテーマとしてリリースしたのがLightningです。Googleウェブフォントの利用をすることができるため、スタイリッシュな文字を利用したサイトを作ることができます。コーポレートサイトで洗練された印象を与えたいときに利用するのがおすすめのテーマです。
テーマ自体は無料で使うことができますが、すこし凝ったカスタマイズをしたいというときにも有料のプラグインで解決ができますので、小さく初めて大きく育てるサイトにぴったりです。
価格 | 現在は無料 |
購入サイト | https://lightning.nagoya/ja/ |
4. 士業向けWordPressテーマ「LAW」
数多くのWordPressテーマを制作・販売しているWCDが制作している士業向けのWordPressテーマ「LAW」も税理士法人や会計事務所におすすめです。弁護士事務所でも使えるような高級感・信頼感があるため、大企業や老舗企業を主なクライアントとしていきたい会計事務所に利用するのがおすすめです。もちろんレスポンシブ対応なので、スマホからもきれいな見た目で表示させることができます。
価格 | 11,980円 |
購入サイト | https://design-plus1.com/tcd-w/tcd031 |
5.海外制の士業向けWordPressテーマ「Justice」
海外性のWordPressテーマのため、日本語の取扱にはやや難がありますが、アメリカのオープンでいてエスタブリッシュな雰囲気をまとっていますので、ITベンチャーなどを主なクライアントとしていきたい新進気鋭の税理士法人におすすめなWordPressテーマです。
本文では日本語を使うこともできますが、見出しなどで日本語を使うともともとのおしゃれなフォントの質感が失われてしまうのがやや残念です。
価格 | 48ドル |
購入サイト | https://themeforest.net/item/justice-law-business-wordpress-theme/12390866 |
迷ったら返金保証があるWordPressテーマの利用から始めてみよう
WordPressのテーマ選びの難しいところは、デモサイトでうける印象と実際にインストールした時の印象や操作性が期待と異なっていることが多いことです。そのため、3万円もテーマ代を支払ったのに、こんなはずではなかった…なんてことにもなりかねません。
そういうミスマッチを防ぐためにも、まずは「返金保証」があるWordPressテーマから有料テーマの第一歩をはじめてみるのがおすすめです。